予防接種は、かかると重篤な症状をだす病気を予防するためのものです。必ずしも接種した人全員がかからなくなる訳ではありませんが、多くの人は感染せずに済みますし、もし感染したとしても重症になることは防いでくれる事は期待できます。
事前に電話予約をして、母子手帳をもって受診してください。
全員が接種すべき予防接種です。
市町村から接種時期の通知がきて、その時期に接種すれば費用は通常かかりません。通常、生後3ヶ月になれば
BCG(はんこ注射で、結核の予防です)を鳥取市では集団接種(個別でクリニックに行って接種するところもありますので確認を)で行います。
これは、6ヶ月になるまで(遅くても5ヶ月の間)にしてください。
それ以後になるとできなかった理由の証明書などがないと自費になります。
その後、4週間以上あけて
三種混合(ジフテリア、破傷風、百日咳の予防です)を、3〜8週間間隔で3回注射し、その1年後にもう1回します。
もしくはポリオ(小児麻痺の予防で、飲むワクチンです)を、その前後に行います。
三種混合は、11〜12歳に、
二種混合(ジフテリア、破傷風)として追加接種をします。
1歳がくれば、
麻疹・風疹混合ワクチン(略してMRワクチンといいます)をしましょう。
麻疹(はしか)はかかると、肺炎や脳炎など重症の合併症も起こることもありますので、できるだけ早く接種しましょう。1本の注射で風疹の予防もできます。卵アレルギーの強い方は事前に相談してください。
1歳、小学校入学前のそれぞれ1年間が接種時期で、2回接種となっています。
以前は1回接種でしたが平成20年度より5年間は、中学1年と高校3年のときにもう1回接種することで、2回目をするようになりました。忘れないように接種をしてください。
日本脳炎の予防接種は、接種後に重篤な副反応を起こした事例が出たことにより、平成17年5月より積極的な接種勧奨が控えられてきましたが、平成21年6月より新しいワクチンが発売され、平成22年春より新しいワクチンによる接種の勧奨が再開されました。
日本脳炎は西日本では年間に数人ですが、患者さんが発生しています。
これはある種の蚊に刺された人のごくごく一部の人に症状がでますが、もし症状がでてしまうと命にかかわったり、後遺症に悩まされたりの可能性が高い病気です。
できれば蚊の発生しやすい夏前に接種しておかれるとよいでしょう。
| 予防接種名 | 標準的な接種期間 (定められた接種期間) | 回数 | 他の予防接種との間隔 |
BCG | 生後3ヶ月〜生後6ヶ月になるまで ※体調などで6ヶ月になるまでに接種できない場合は、お住まいの市町村にご相談ください | 1回 | 27日以上 |
ポリオ (急性灰白髄炎) | 生後3ヶ月〜1歳6ヶ月になるまで (生後3ヶ月〜7歳6ヶ月になるまで) | 41日以上の間隔をあけて2回 | 27日以上 |
三種混合I期 ジフテリア 百日咳 破傷風 | 【初回】 生後3ヶ月〜1歳になるまで (生後3ヶ月〜7歳6ヶ月になるまで) | 20〜56日までの間隔で 3回(注2) | 6日以上 |
【追加】 I期初回終了後、12ヶ月〜18ヶ月に達するまでの間 (〜7歳6ヶ月になるまで) | 1回 |
麻疹(はしか)風疹 | 【T期】 生後12ヶ月〜24ヶ月になるまで | 1回 | 27日以上 |
【II期】 小学校就学前年度(4月〜翌年3月)の 1年間 (※幼稚園・保育園の年長児の1年間) | 1回 |
日本脳炎I期 (注1) | 【初回】 3歳〜4歳になるまで (生後6ヶ月〜7歳6ヶ月になるまで) | 6日〜28日までの間隔で2回 (注2) | 6日以上 |
【追加】 4歳〜5歳になるまでで、初回終了後1年 (生後6ヶ月〜7歳6ヶ月になるまで) | 1回 (注2) |
| 予防接種名 | 標準的な接種期間 (定められた接種期間) | 回数 | 他の予防接種との間隔 |
二種混合U期 ジフテリア 破傷風 | 11歳〜13歳になるまで | 1回 | 6日以上 |
麻疹(はしか) 風疹 | 【III期】 中学校1年生に相当する1年間 ※ただし、平成20年度〜24年度の5年間のみ |